リオオリンピックで2つのメダルを獲得した体操の白井健三選手。
内村航平選手が4年後の東京オリンピック2020にはオールラウンダーではなくスペシャリストとして挑む可能性を示しており白井健三選手にオールラウンダーとしての活躍が期待されています。
白井健三選手といえば床と跳馬のスペシャリストというイメージですが6種目の個人総合にももちろん挑戦しています。
東京オリンピック2020での体操・白井健三の個人総合の可能性
実は第70回全日本体操競技選手権大会、日本選手権2016の個人総合で白井健三選手は2位にはいっています。
この時期に加藤凌平選手が不調だったこともありますが高い床の得点に引っ張られる形で内村航平選手に1.6点差の89.7点というスコアをマークしています。
国際大会なので単純に比較はできませんがリオ五輪での入賞ラインは89.565点と世界でも戦えるレベルです。
※全日本選手権で優勝した内村航平選手は全日本で91.3点、リオオリンピックで92.365点
種目別に見ると、
ゆか 16.50
あん馬 14.15
吊り輪 14.10
跳馬 15.50
平行棒 15.10
鉄棒 14.35
総合点 89.70
床は16点台、跳馬は15点台中盤と好スコアですが平行棒でも15点台を出しています。
あん馬と吊り輪、鉄棒が14点台と日本の選手の中でも低い得点のレベルですがまだ練習中の種目。
この3種目が伸びれば十分に可能性があります。
内村航平選手も白井選手のオールラウンダーとしての活躍に期待しているとコメントしているのでぜひ日本を背負って個人総合でも戦う姿を見せてほしいです。
ちなみにこの一年前の2015年の全日本体操競技選手権大会では個人総合11位、あん馬など13点台後半のスコアもありました。
あと4年後の白井選手の成長が楽しみです。
東京オリンピック2020の白井健三選手の年齢は23歳、今の加藤凌平選手が22歳、内村航平選手が27歳なのであと2大会、東京の次、またその次も期待したい選手ですね。